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 漫画の100冊「ワクワク」の3 

ドラゴンボール
(鳥山 明)

「友情・努力・勝利」。少年ジャンプのメインテーマを忠実に表現し、しかもこんなにヒットされてはたまらない。ジャンプの挌闘漫画路線は当分ゆるがないだろう。最後はパターン化して辛かったけど、無邪気な悟空が強い相手に挑戦し続ける単純明快なストーリーは、いっつも続きが読みたくなる、連載ものの王道だった。
ストップ!にいちゃん
(関谷ひさし)

 スポーツ万能である。おっちょこちょいである。正義漢である。そんな南郷クンの、学園スポーツコメディ。25年前ならスーパーメジャーな漫画だった。関谷氏や吉田竜夫氏、九里一平氏といった一連の絵柄は、いつの間にか漫画界から消えちゃったなあ。このスッキリしたかっこ良さは今も通じると思うのだけど…。
ルパン三世
(モンキー・パンチ)

 いつの間にかアニメの方が有名になってしまったが、漫画の方も大変魅力的。展開はいつも楽天的で、必ずギャグのオチがくっついていたりして、実におしゃれだ。不二子とのベッドシーンも軽やかで、脱がされるパンティにさえユーモアがある。大人の漫画だね。もちろん、スリリングなミステリーとしても楽しめるよ。
風の谷のナウシカ
(宮崎 駿)

 これだけスケールの大きな未来観を持てる人は、今現在この世にそう何人もいないだろう。未来は、最終的には必ずいい方向に向かうという信念が作品全体に貫かれている。信じることが、頑張ることがこんなにも美しく見える。ただの終末漫画ではないのだ。…ところで、宮崎さんの作品の女性っていっつも逞しいよね。
バリバリ伝説
(しげの秀一)

 バイクブームを不動のものとした大名作。話がどんどん大きくなって、どんな終わり方をするのか心配していたが(郡が死んじゃうというウワサだった)、チャンプになった郡が自分の前に見ていたのはヒデヨシだったかも…なんて、泣かせるラストじゃありませんか。ここからノリックとかが生まれたんだよね、きっと。
0マン(ゼロマン)
(手塚治虫)

 なんとひたむきな少年だろう。来るべき人類0マンの少年・リッキーの活躍を描く冒険活劇。地球規模で起こる災厄を避け地球をいったんは捨てた人間と0マンとの争いの中、大きく成長していくリッキー。地球を救うのは少年の正義の心だ!という若き手塚さんのメッセージ。0マン都市の流線描写は今もカッコイイ。



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